避難訓練実施
平成28年10月29日、カザケン総社支店で地震を想定した避難訓練をしました。
この避難訓練は、BCP(地域建設業の事業継続計画)の中にある訓練の一環として、
行いました。
目的:①身の安全の確保が適切にできるか確認できること。
②二次災害防止活動が適切に実施できるか確認すること。
③緊急地震速報を見聞きした時の具体的な安全確保行動を身につけること。
以上の3点を目的として行いました。
特に③の緊急地震速報を見聞きした時の具体的な
安全確保行動を身につけることに重点を置きました。
インターネットを調べていると、気象庁のホームページからダウンロードできる
「緊急地震速報受信時対応行動訓練用キット」というものがありました。
訓練概要説明、緊急地震速報、地震による揺れ発生、避難行動開始の一連を
音声で案内してくれるものです。
今回の訓練では、事前に、数人の社員に役割を伝えていました。
・放送を流す者。・社員を誘導する者。・戸締りをする者。
・会社に残っている者はいないか確認する者。・時間を測る者など。
だから、訓練自体はとてもスムーズに行われ、目標時間内に全員避難完了できました。
訓練後は、総評を行い、次回に向けての課題を話し合いました。
・地震が起こった時に、入り口を塞ぐものはないか。
・倒れそうな物の固定はどうなっているのか。できているのか。
・地震が起こったら、社屋への影響はどれくらいあり、避難行動に支障はないのか。
・揺れが止まってから行動を起こさないと、ケガをするのではないか。
・非常持ち出し袋の中身はきちんと揃っているのか。
など、多くの意見が社員からでました。
先日の鳥取を震源とした大きな地震の時には、
緊急地震速報も流れ、多くの社員が動揺しました。
だから、今回の避難訓練に対しての、社員一人一人の意識も高く、
非常に真剣に取り組むことができました。
このような訓練を今回だけで終わらず、
今後も定期的に行い、緊急時には冷静に対応できる力を身につけ、
建設会社として、災害時や緊急時に地域の人々の安全を確保できるように、
迅速な対応をしていきたいと思っております。