上級救命講習〜消防署にて〜
もしもあなたの大切な家族が、友人が、目の前で倒れたら・・・
あなたはどのように行動しますか?
「冷静に対応できる!」と自信を持って言える方は、なかなかいないと思います。
パニックになり、なにもできない人も少なくないはずです。
下の表は心臓と呼吸が止まってしまった人に、CPR(心肺蘇生)などの救命処置を行った場合とそうでない場合の救命の可能性を表したグラフです。
オレンジのグラフが救命処置をした場合。
黒のグラフが救急車がくるまでなにもしなかった場合の蘇生率の時間経過です。
救急車が到着するまでの平均時間は8分間と言われています。
8分の間になんらかの救命処置を施した場合、蘇生率が2倍になります。
このような一刻を争う時間のなか。
もし目の前で家族や、友人が倒れたら・・・
まずは呼びかけましょう。
反応がなければ・・・すぐに119番通報をしましょう。
救急車が到着するまでの間、CPR(心肺蘇生)を行います。
CPRとは、心臓や呼吸が止まってしまった人に対して、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸を行うことで、脳のダメージを最小限に抑えるために実施する一連の方法です。
このようないつ起きるかわからない不足の事態に備え、カザケンでは消防署で行われる”上級救命講習”に社員で参加してきました。
消防署で成人に対する心肺蘇生法や、最近ではよく耳にするAEDの使用方法など、緊急時における、負傷者の対応を講習して頂きました。
8時間に及ぶ講習でしたが、胸骨圧迫法(心臓マッサージ)や人工呼吸を詳しく学び、普段触れる事のないAEDの使用方法を実際の機器を使って講習して頂き大変為になる時間をすごせました
近年、AEDの知名度も随分あがってきたように思いますが、このAEDの電気ショックで助かる命があるということを深く認識しました。
この講習を踏まえ、当社にもAEDを設置し、不測の事態に備えております。
大切な命を守れるカッコイイ大人を目指して、これからも地域の人々のお役に少しでも役立てればと考えております。